アダルト動画ついに本番禁止か 出演強要問題が波及
昨年からアダルト動画出演を強要された女性たちが次々と実体験を明かし、これに関連した摘発が相次いでいる。その流れで、アダルト動画撮影は本番行為が禁止され、今後はすべて疑似モノになるとの仰天情報をキャッチ。日本が世界に誇る巨大エロ産業が、大きな岐路に立たされている。
「IPPAに1月末、内閣府から『本番行為は禁止と大筋で決まった』と連絡があったそうですよ」と声を潜めるのは業界関係者。つまり“お上”の通達により、撮影での挿入行為が禁じられ、今後アダルト動画は疑似オンリーになるかもしれないのだ。
事実、アダルト動画出演強要問題で社会に一石を投じたHRNは昨年8月、IPPAへの要請書の中で「出演強要被害の再発防止および人権侵害の防止のため当面取り組むべき優先的事項」の一つとして「本番の性交渉をしない」ことを提案。
本番アダルト動画禁止通達について、IPPA事務局は「そのような事実はございません」と回答。内閣府でこの問題を担当する男女共同参画局も、IPPAと話し合いなどやりとりしていることは認めたが「そういう連絡はしていない」と担当者は否定している。
本番アダルト動画が全面禁止になるようなら、本番で撮った旧作の扱いの問題も出てくる。また濃いモザイクから本番か疑似かを審査でどう見分けるのか、挿入ナシの女優や男優の演技力やギャラ問題など、課題噴出は必至。人権問題に端を発したアダルト動画業界への風当たりは、昨年にも増して強くなりそうだ。
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